裏千家の大宗匠の色紙を　木村清好堂にて表装いたしました。大変に綺麗な状態です。本紙ぎりぎりに書かれた無事の文字がいきいきとして色紙ながら一行物のように力が伝わって来ます。お表装は中廻しに織田有楽好一文字に鵬雲斎好と落ち着いた雰囲気があります。また色紙の周りに金箔をちらして美しさもあります。表装代だけで48500円いたしております。最後の写真です。　軸の長さ 134.5センチ 幅　38.5色紙の長さ　27 幅　24#裏千家#鵬雲斎#掛け軸#木村清好堂加賀蒔絵の清瀬一光作扇面蒔絵平棗裏千家15代鵬雲斎の箱書昭和56年に清昌堂やましたより購入しました。ほとんど未使用の品で箱を包む青い布の他はとても綺麗な状態です。高さ 5.9センチ径は　8.8センチ洗練された図柄と松やさざ波の緻密な蒔絵がみごとです。塩竈からけむりがのぼりことりが飛んてゆきます。扇面蒔絵は末広、吉兆を表しますので季節にとらわれずに使用できます。また見渡せは霞のうちもかすみけり、煙たなびくしほがまのうら　　　と古今和歌集にあるように　春から塩釜まつり(7月)の頃まで趣向としてぴったりですね。購入した当時は43万円でした。